中国で使えるおすすめのレンタルWi-Fiベスト5【VPNあり】長期利用や空港受け取りも

中国旅行では、金盾(グレートファイアウォール)」と呼ばれるネット規制によって、Google検索・LINE・Instagramなどが通常の回線では利用できません。

そのため、VPN対応のレンタルWi-Fiを選ぶことが最重要ポイントです。特に観光客の場合、地図が使えない、家族と連絡が取れない」などのトラブルが起こりやすく、準備の差がそのまま旅行の快適さに直結します。

本記事では、中国で使えるおすすめのレンタルWi-Fiベスト5【VPN対応あり】を長期滞在に向いた容量プランや、空港受取・宅配受取が便利なサービスを厳選して紹介します。

なかでも、ゼウスWi-Fiの中国プランなら中国で規制されているInstagramやGoogle、LINEが日本と同じように利用できます。空港のコンビニで受け取り可能。1日880円で無制限プランを利用できます。

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目次

中国向けレンタルWi-Fiのおすすめ5社一覧を比較

中国向けレンタルWi-Fiのおすすめ5社一覧を比較して確認しましょう。

スクロールできます
サービス名データ容量料金(目安/日)受取・返却方法VPN対応
ZEUS WiFi

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300MB〜無制限(4プラン)¥590〜¥880日本国内:自宅配送/空港ロッカー/返却キット付あり(制限回避可)
グローバルWiFi

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300MB〜1.1GB/日¥970〜¥1,770国内空港・宅配・コンビニ返却あり(VPN専用プラン)
イモトのWiFi

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500MB/日〜無制限¥1,180〜¥1,800国内空港・宅配・ロッカーあり(VPN付回線)
Wi-Ho!

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250MB/日〜無制限¥680〜¥1,880国内空港・宅配(当日可)あり(VPNルータ対応)
JOYTEL

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1.5GB/日¥1,200程度中国現地配送(最短2h)+帰国返却可能あり(VPN不要仕様)

中国向けレンタルWi-Fiのおすすめ5社の特徴

1日あたりの料金やサポート体制などはサービスごとに異なります。中国向けレンタルWi-Fiのおすすめ5社の特徴をさらに詳しく確認しましょう。

ZEUS WiFi(ゼウスワイファイ)

ゼウスWi-Fi global
公式サイトZEUS WiFi(ゼウスワイファイ)
データ容量300MB / 500MB / 1GB / 無制限(1日あたり)
通信速度4G LTE(中国国内)
料金の目安590円~880円/日(税抜)
受取・返却方法日本国内:自宅配送・空港受取(ロッカー可)・返却用レターパック付き
同時接続台数最大10台(推奨5台まで)
現地サポート日本語サポート(平日10:00〜18:00)
VPN対応◯(中国のネット規制を回避できる回線構成)

ZEUS WiFi(ゼウスワイファイ)は、わかりやすくシンプルな料金体系と無制限プランにも対応。中国向けプランは、VPN対応済みなのでGoogleやLINE、YouTubeなども問題なく使用可能

料金は日額590円(300MB)から選べ、無制限プランでも1日880円と他社と比べて割安。しかもデータ容量を日ごとに繰り越す必要がないため、旅行日数に応じた柔軟なプラン選択が可能です。

最大10台まで接続できる端末を採用しており、グループ旅行やスマホ+PC+タブレットなど複数台持ちにも◎。端末の受取は日本国内で完結でき、自宅配送のほか、主要空港の無人ロッカー受取も便利。返却用レターパックが最初からついてくるのも地味にありがたいポイントです。

一方で、サポート体制は平日日中のみ(10〜18時)なので、深夜や土日に現地でトラブルが起きた場合は即時対応が難しいという注意点も。ただし、端末保証オプションや通訳サービスなどでリスク軽減も可能です。

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グローバルWiFi

グローバル Wi-Fi
公式サイトグローバルWiFi
データ容量300 MB/日、600 MB/日、1.1 GB/日など。無制限プランもあり
通信速度4G/LTE(「特別回線」プランではVPN不要でSNS等利用可)
料金の目安例:300 MBプラン 約 ¥497/日(早割価格)
受取・返却方法国内主要空港での受取・返却、宅配/コンビニ受取・返却可
同時接続台数複数台接続可(プランにより異なるが5台前後が推奨)
現地サポート日本語24時間365日サポートを提供
VPN対応◯(中国向け「特別回線」プランにてVPN不要条件あり)

グローバルWiFiは中国をはじめとした海外での観光・出張利用で幅広く選ばれている定番レンタルWi-Fiサービスです。

容量プランの選択肢が豊富で、300 MB〜1.1 GBなど用途に応じた使い分けが可能。さらに「特別回線」プランを選べば、通常規制されやすいSNS(LINE・Instagram)やGoogle系サービスも日本同様に使える点が大きな強みです。

受取/返却の手段も国内空港・宅配・コンビニと充実しており、出発前に手に入れて現地到着後すぐ使用開始できる安心感があります。料金は容量次第ですが、1日あたり数百円〜千円台と選びやすい価格帯です。

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イモトのWiFi

イモトのWi-Fi
公式サイトイモトのWiFi
データ容量500 MB/日・1 GB/日・無制限プラン(中国向け)
通信速度4G/LTE(中国プレミアム回線ではVPN不要設計)
料金の目安500MB:約 ¥1,480/日、1GB:約 ¥1,400〜¥1,760/日、無制限:約 ¥2,260/日
受取・返却方法宅配・国内空港カウンター・ロッカー受取可
同時接続台数最大5台程度(プラン機器による)
現地サポート日本語サポート24時間365日体制あり(初心者向け・安心設計)
VPN対応◎(「中国プレミアム回線」選択時、VPN設定不要)

イモトのWiFiは、中国プレミアム回線が標準設定されており、VPNなど難しい設定をせずに渡航先で日本同様のインターネットを利用できるのが大きなメリットです。容量は500 MB〜無制限まであり、用途に応じて選べます。

料金こそ少し高め(1日あたり1,400円〜2,260円)ですが、24時間365日のサポート体制・安心感のあるブランド力を考慮すれば納得の価値があります。

ただし、料金を抑えたい・SNSをあまり使わないという方には容量少なめプランで十分な可能性もあるため、滞在日数・接続台数・通信用途を事前に整理して選ぶと良いでしょう。

Wi‑Ho!(ワイホー!)

Wi‑Ho!(ワイホー!)
公式サイトWi‑Ho!(ワイホー!)
データ容量250 MB/日〜無制限プランあり(4G LTE対応)
通信速度4G LTE(現地回線状況による)
料金の目安約 ¥680〜¥1,880/日(プラン幅による)
受取・返却方法日本国内空港カウンター・宅配受取/返却対応【turn1search4
同時接続台数最大10〜14台対応モデルあり
現地サポート日本語サポートあり(24時間体制とは明示なし)
VPN対応あり(VPNルーターまたはVPN対応オプションあり)

Wi-Ho! は最大10〜14台の接続に対応できるモデルを用意しており、スマホだけでなくタブレットやPCも同時に使いたい場面や、グループ旅行に非常に向いているレンタルWi-Fiサービスです。

料金はプランによって幅がありますが、使い方・人数を工夫すれば1人あたりのコストを下げられる可能性が高いのも魅力です。

また、サポート体制も「日本語あり」とされていますが、24時間365日対応という明記は見当たらないため、万が一のトラブル時には自力で対応する準備(予備の通信手段・使い方の予習など)をしておくと安心です。

JOYTEL(ジョイテル)

JOYTEL(ジョイテル)
公式サイトJOYTEL(ジョイテル)
データ容量高速4G通信1日1.5GB目安+無制限オプションあり
通信速度4G LTE(中国正式通信事業者の専用回線)
料金の目安1日あたり「48RMB(約¥900前後)〜」+無制限オプション18RMB/日追加可
受取・返却方法日本国内配送受取/返却は中国でも日本でも可
同時接続台数明記なし(複数台対応モデルあり)
現地サポート中国現地に日本語対応サポート拠点あり
VPN対応◎(VPN不要。日本と同じインターネット環境が使える)

JOYTELの中国向けプランは、中国でも日本とほぼ同じインターネット環境を使いたい旅行者にとっておすすめのレンタルWi-Fiです。日本やGoogle系サービス、LINEなどが規制なく使え、料金も「1日48RMB(+オプションで無制限可)」というシンプルな設定が魅力で、料金計算もしやすいです。

そしてなんといっても、中国現地に日本語対応のサポート拠点があるという点も、初めて中国へ行く旅行者や不安がある方にはとくに安心要素となります。受取・返却も日本国内/中国国内いずれも可能という柔軟性があります。

中国で海外Wi-Fiを利用する場合の注意点

中国の国の事情はほかの海外とは少しことなるため、事前に注意点について知っておくことで大きなトラブルを避けられます。

金盾を回避するためのVPNに対応しているか

中国では、政府によるインターネット規制「金盾(グレートファイアウォール)」が存在し、以下のような海外サービスが通常の回線では利用できません。

  • Google(Gmail/Googleマップ含む)
  • Instagram、Facebook、X(Twitter)
  • LINE、Messenger
  • YouTube など

つまり、VPNに対応していないWi-Fiを契約すると、現地で検索できない、LINEで連絡できないといったトラブルが起きる可能性が非常に高いということです。

ほとんどのレンタルWi-Fiサービス(ZEUS WiFi/グローバルWiFi/イモトのWiFi/JOYTELなど)は、VPN不要で日本と同じように使える中国専用回線を用意していますが、サービスによってはオプション扱いの場合もあります。

VPN対応の有無は、契約前に必ず確認しておきましょう。

中国の主要都市では、ショッピングモールや空港でFree Wi-Fiが利用できますが、ただし接続には中国の携帯電話番号でSMS認証が必要な場合が多く、観光客はそもそもログインできないことがあるため注意です。

海外eSIMやローミングと比べてどれがお得か

中国旅行で利用できる通信手段は、ポケットWi-Fiも含めて、大きく分けて以下の3つです。

  • 海外レンタルWi-Fi(ポケットWi-Fi)
  • 海外eSIM(Airalo/Nomadなど)
  • キャリアの海外ローミング(ドコモ・au・ソフトバンク)

それぞれメリット・デメリットがあるため、総合的に見てどれがお得かを判断する必要があります。

1台のスマホだけで通信し、荷物を増やしたくない人は海外eSIMでもOKです。ただしその場合はVPNが日本品質で使えるかを慎重に確認しましょう。

中国で電波の繋がりづらいエリアに注意

中国は広大な国土を持ち、大都市での通信品質は非常に安定しています。

北京・上海・広州・深センなどの主要都市はもちろんですが、人気観光地(西湖・外灘・万里の長城など)でも、レンタルWi-Fiの4G通信を問題なく利用できることが多いです。

ただし、次のような地域では注意が必要です。

繋がりづらい可能性があるエリア
  • チベット自治区(ラサ・ナムツォ湖周辺)
  • 新疆ウイグル自治区(カシュガル・タクラマカン砂漠沿い)
  • 内モンゴル自治区の砂漠地帯(フフホト郊外など)
  • 青海省・甘粛省の高地エリア(ラサ〜青蔵鉄道沿線など)
  • 山岳地帯・草原・砂漠・未開発の村落

こうした地域では、中国現地キャリアのChina MobileやChina Unicomなどですら電波が弱くなる場合があり、旅程によっては通信が不安定・圏外になる可能性があります。大都市中心で旅行する場合は心配する必要はないでしょう。

中国で使えるおすすめのレンタルWi-Fiなら目的にあわせて選ぼう

中国では「金盾(グレートファイアウォール)」と呼ばれるネット規制があり、VPN対応のレンタルWi-Fiを使えるかどうかで旅行の快適さが大きく変わります。

今回紹介した5つのWi-FiサービスはいずれもVPN回避に対応しており、Google・LINE・Instagramなども日本と同じように利用できます。

サービスによって、価格の安さ、無制限プランの有無、空港受取のしやすさなど特徴が大きく異なるため、旅行スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

短期の観光旅行ならコスパ重視のプラン、長期滞在や複数台利用なら大容量・無制限プランが最適です。

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